選考や内定辞退されたときの対応がとても大事な理由
採用活動において、候補者からの選考辞退や内定辞退は避けられない出来事です。しかし、そこでの企業側の対応次第で「次の採用チャンス」や「企業ブランド」に大きな影響を与えます。また、新たな顧客獲得の機会になるかもしれません。今回は、辞退された時の対応がいかに重要かを説明していきます。
1. 現場で起きている「辞退」の実態
- 選考途中で辞退する候補者は全体の20~30%ともいわれる
- 内定後に辞退に至るケースは新卒で50~60%、中途では10~20%
- 理由は「他社からの魅力的なオファー」「条件のすり合わせが不十分」「コミュニケーション不足」「面接官の印象が悪い」など多岐にわたる
選考・内定辞退は普通に起こりうるものだということを、採用する側は理解しなければなりません。
採用には時間もコストもかかるので腹が立つ気持ちもわかりますが、ぐっとこらえましょう。
2. 辞退されたときに絶対にやってはいけないNG行為
- 辞退者に対して電話で説教をする
- 辞退を見直してもらうよう何度も連絡する
- 辞退連絡に対して何も返信しない
このようなNG行為をした場合は、その企業に対するブランドイメージは大きく下がります。その内容は口コミ、SNS、会社の評判を掲載するサイトに投稿されることで他の求職者や顧客にも広がり、想定していたよりも大きなブランド毀損につながりますので、絶対にやってはいけません。
3. 候補者辞退時のおすすめ対応フロー
- 迅速な返信
- 辞退の連絡を受けたら24時間以内にメールや電話で返信をする
- 「お時間をいただいたことへの感謝」と「選考結果を尊重する姿勢」を伝える
- 辞退理由のヒアリング
- 他社と比べてどの点がひっかかったかをヒアリングする(電話の方が本音をいいやすい)
- フィードバックとフォロー共有
- 面接で好印象だった点を交えて「今後該当ポジションで再検討したい」など再接触の意欲を伝える
- 求職者からお客様へ
- 今後はお客様としてご縁がございましたら幸いです。今後とも弊社をよろしくお願いいたします。と伝えることで企業イメージを高める。
※辞退者は勇気をもって連絡してくるので、このような言葉をかけられると、予想外の出来事も相まってプラスイメージが働きます
- 今後はお客様としてご縁がございましたら幸いです。今後とも弊社をよろしくお願いいたします。と伝えることで企業イメージを高める。
- 採用プロセス・オファー条件の改善
- ヒアリング結果をチームで共有し、プロセスや提示条件をブラッシュアップ
4. メールのテンプレート例
件名:選考辞退のご連絡ありがとうございます(○○株式会社 採用担当)
○○様
お世話になっております。
○○株式会社採用担当の○○です。
このたびは、弊社採用選考にご応募いただきましてありがとうございました。
お忙しい中、選考にご協力いただきましたことを心より感謝申し上げます。
差し支えなければ、今後の採用改善のためにご辞退の理由を簡単にお伺いできますでしょうか。
他社様との比較でも問題ございません。
ご回答いただいた内容は、今後の選考プロセス向上にのみ使用させていただきます。
また、ご入社が実現しなかったことは非常に残念ですが、またご応募する機会がございましたら
ぜひよろしくお願いいたします。
最後になりますが、今後はお客様として弊社をご愛顧いただけますと幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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○○株式会社 採用担当 □□
メール:recruit@〇〇.co.jp
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5. まとめ
いかがだったでしょうか。選考辞退や内定辞退への対応は、短期的には手間かもしれませんが、長期的には企業ブランドや採用プロセスの改善に非常に役立ちます。
悪い対応の情報はあっという間に広がりますので、特に注意が必要です。
もっと詳しい進め方や個別のご相談は、誉経営までお気軽にお問い合わせください。