広島で初めて高卒採用を実施する企業様へ
ここ数年の高卒採用市場は激化しており、軽い気持ちで求人をかけても、反応に乏しいことが大半となってきています。
特に工業高校に関してその傾向が顕著です。
採用を成功させるためには、高校の先生や学生との接点の機会を増やすことが大前提です。
今回は、高卒採用の全体像を把握していただき、何から始めればよいかのイメージを
1. 高卒採用とは
高卒採用は、卒業を間近に控えた高校生を新卒社員として迎え入れる採用手法です。 大卒採用と異なり、学校推薦制度を利用して「一人一社」の応募形態が基本となります。 地元高校との連携を強化することで、安定的かつ長期的に育成できる人材確保が期待できます。
2. なぜ高卒採用が増えているのか?
- 少子化の影響で人手不足が深刻化し、早期から有望な人材を確保したい
- 推薦制度での採用なので内定辞退が限りなく低く確実に人材を確保できる
- 大卒より地元に根付く可能性が高い
高卒採用を成功させることで、若手社員の欠員リスクを低減し、組織の将来を見据えた人材育成が可能になります。
3.高卒採用スケジュール(広島県の場合)
時期 | 内容 | ポイント・備考 |
---|---|---|
5月~6月頃 | 学校訪問 | 進路指導部の先生との関係構築がカギ。高校のリサーチ必須。 |
6月1日頃 | ハローワークで求人票受付開始(必ず提出が必要です) | 求人内容の確認・修正が必要。写真やPR文も重要。 |
6月下旬 | 応募前合同企業説明会(広島・福山など) | 生徒・先生向けの企業PR機会。信頼獲得の場として活用。 |
7月1日頃 | 学校への求人票提出開始/学校訪問開始 | 学校訪問の際に求人票を提出。応募前見学の案内も同時に行う。 |
7月〜8月 | 生徒による企業研究・応募前見学 | 夏休み期間中に実施。印象が採用に直結。先輩社員との交流を。 |
9月5日頃 | 応募書類提出開始(学校経由) | 原則「一人一社」応募。推薦枠の調整もこの時期。 |
9月16日頃 | 採用選考開始・内定通知 | 面接重視。迅速かつ丁寧な対応が信頼につながる。 |
10月1日以降 | 再応募開始(複数社応募可能) | 前半戦で内定が出なかった生徒が対象。採用枠の再調整も。 |
10月中旬〜下旬 | 高校生合同就職面接会 | 面接・説明会を通じて追加採用のチャンス。 |
1~2月頃(企業によって異なる) | 入社前説明会 | 入社手続き関連の説明、改めて会社説明を実施したり先輩社員との交流も |
4月1日 | 入社・就労開始 | 入社式・研修などの準備を整えておく。 |
※ほかの都道府県でも採用スケジュールに大きな変化はありません
高卒採用を検討する企業向け Q&A
Q1:高卒採用の準備はいつ頃から始めるべきですか?
A1: 採用を始めると決めた日以降に、できることから少しずつ始めることがおすすめです。本格的に採用活動がスタートするのが6月からなので、それまでに求人票と学校への会社説明資料を完成させておくとよいでしょう。高校の進路指導部を通して、学校行事や進路指導のスケジュールを把握し、早めにアプローチすることで推薦枠や説明会日程が確保しやすくなります。
Q2:高卒採用特有の採用フローにはどんなステップが必要ですか?
A2
- 学校との事前打ち合わせ(進路担当者との面談)
- 企業説明会・応募前見学会の実施
- 応募書類受付・確認(提出書類は履歴書・調査書など)
- 面接
- 内定(合格者の高校への連絡と不合格者の高校へに理由を添えて連絡)
Q3:学校訪問での注意点は?
A3
- 必ず高校の進路指導部にアポイントを取ってから訪問する(アポ不要と書かれていても連絡する)
- 勤務時間内の9時半〜16時頃までに連絡する。10時〜11時がつながりやすい。
- なるべく同じ先生に連絡してアポを取る(先生が変わると関係性がリセットされる)
- 社内に卒業生がいれば一緒に連れていく(話がスムーズに進みます。問題生徒だった場合はNG)
- 長くても30分程度に抑える(先生は忙しいです。アピールしたい気持ちを抑えましょう)
- 会社のアピールも必要ですが、先生との関係性構築がカギです。(余談→会社説明→締めが基本)
- 会社説明は口頭だけではNG。必ず会社説明資料を2部準備すること(会社パンフレットだけではだめ)
Q4:NG行為を教えて
A4
- 学校へのアポなし訪問(実際に先生にヒアリングしましたがやはり印象が悪いです)
- ハローワークを通さない高卒採用(ハローワークの印が押されてない求人は学校が受け付けません)
- 求人票に記載している採用人数に対して正当な理由なく採用人数を減らす(学校にも生徒にもハローワークにも多大な迷惑をかけます)
※求人票記載の採用人数より多く採用することは問題ないですが、少ない場合は理由を述べる必要があります。正当な理由がない場合は求人受付が停止される場合もあるので特に注意が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。高校生採用は地域とのつながりを強化し、将来を見据えた人材育成ができる魅力的な手法です。 初めての企業こそ、初動が大切です。
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